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2012年06月26日(火)
言霊
先日スタッフの何人かが私の日頃の言動についてなんやかやと話し始めました。
彼ら曰く、私の何気ない一言でものすごく傷ついたというのです。それも一人二人でなく、何人ものスタッフがそう言いだす始末。私としては殆ど記憶にないことばかりで……常日頃、言葉使いや、言い方には気を付けているつもりなのにと、全くもって心外でした。
しかし、ここまで皆から言われては申し開きもできず、自分自身への自己採点と他人の評価の開きに唖然となりました
これはある本に書いてあったことですが、古来、日本には“言霊”という言葉があり、“言霊”の意味について白川静と言う人は「ことばには霊があって、ことばとして述べられたことはその霊の働きによって、そのまま実現されるという観念があった」ということですが、かつては言葉によって人を激励したり、奮い立たせて行動に向かわせる原動力は言葉に宿る霊の力によると考えられていたようです。
実際には霊の力というよりもうそれは生命の奥底にお互い持っている心や魂といったものが言葉として現れ、人の心を動かすということではないかということでした。
それだけ言葉には“力”があるということなのでしょうか。
もし言葉に霊というものがあるとしたら、私の場合は悪霊を飛ばしているのかもしれませんね。
そしてその悪霊がいつか災いとなって自分自身に返ってきて、我身を滅ぼしかねないな、気を付けなきゃと思うのですが、なかなかこの毒舌は直りそうもないのです
でも、私の場合は“愛”のある毒舌ということでどうかご容赦ください
皆様もどうぞお気を付けください