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  • 2011年09月13日(火)

    子供の頃の原風景

     私が小学生だったのは昭和30年代初めから半ばにかけてです。

     東京タワーが完成したのが小学校3年生の時だったのでちょうど映画 ”Always 3丁目の夕日と時代が重なります。

     その頃は大田区の千鳥町に住んでいました。小さな民家が立ち並び、町工場が点在する下町でした。当時はまだ環八も通っていませんでした。最寄りの駅は池上線の千鳥町か今は多摩川線になっている目蒲線の武蔵新田。どちらかというと武蔵新田を利用することが多かったように思います。

     木造平屋建ての小さな駅で今のように自動券売機や自動改札機は無く、切符の販売も改札もすべて手仕事でした。行き先を窓口で告げると百種類以上はある切符の棚から素早く行き先の切符を見つけ、私は小学生だったのでスタンプを押して、ガラスにくり抜かれた小さな窓から渡してくれました。料金を払って改札に行くと、駅員さんが鋏をカチャカチャさせながら立っていて、切符に鋏を入れてくれました。

    梅雨から夏にかけて急に雨が降り出すと、よく傘をもって父を迎えに行かされました。電話もまだ普及していない時代で、そろそろ父が帰ってくる頃というおおまかさで行かされていました。電車を何台も見送り、ようやく電車から降りてくる父の姿を見つけた時は本当に嬉しかったです。帰り道、近くのお菓子屋さんでお菓子を買ってもらいウキウキしながら帰宅したのを覚えています。

    あの頃は貧しく何もない時代でしたが人々の心はおおらかで時間もゆったりと流れていたように思います。

    あまり過去を振り返ることのなかった私が最近、なぜか子供の頃の事をよく思い出します。

    歳はともかく気持ちだけは若いと思っていたのですが、心も確実に歳をとりつつあるのかなぁ。

    それとも忙しい日常に疲れているのかな。

    いずれにしてもヤバイ!!』 

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